2012年8月20日
Nostalgic Brooklyn-思い出話
古い友人から懐かしい写真が届いた。
で、ちょっと、思い出話。
私は２０年ほど、アメリカに住んでました。
最初の5年はニューヨーク。
でも、マンハッタンは最初の１年だけで、
あとは、ブルックリン。
今でこそ観光客も行くおしゃれなお店があるウィリアムスバーグエリアは
当時、すでにアーティストはたくさん住んでいたけど、
ローカルなポーリッシュ、ジューイッシュ、イタリアンおのおののカルチャー色濃く、
ひとつ街角を曲がるとその表情は変わった。
今のファッショナブルさはなかった。
なんで、アーティストがたくさん住んでたかというと、
SOHOの家賃が高くなって、ローウァーイーストサイド（アルファベットエリア）に
アーティストが移動したあと、今度はそこも高くなって、移り住んでいた訳。
遊牧民みたい。w
当時すんでいたロフトは3,000sq.ft.以上あって、ざっと280㎡はあった。
天井は3.5m高くらい。キッチン、バスルーム、部屋の壁も自分達で建てた。
電気も水道も自分達でやった。
友達がローラースケートしたり、ビル内でパジャマのまま、パンケーキパーティー朝から
やって楽しかった。
大家さんがイタリア人で屋上で伝書鳩を100羽くらい飼っていた。
甥が危ないって心配している次の日にニュージャージーで
銃撃戦あった記事読むと、ちょびっと怖い所も、、、
ただひたすら、懐かしい。
あんな広いところにはもう住まないんだろうなあ。sigh~.
現在。当時に比べ、ぐっとクリーンな建物になってる。友人のゴードン。
あの頃は黒い所がピンク（！）だった。
ブルックリンなのに、マンハッタン通り、っていうのが、好きだった。
サタデーナイトフィーバーの類いのネイバーフッド。
あと、マーティン・スコセッシの「グッドフェロウ」を
彷彿とさせるシーンがあった。イタリアンの食材がめっちゃ、安かったなあ。
ああ、年月の流れと共に自分も年を重ねたのを感じてしまう．．．ま、いいか。
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